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寿命は大和手掻(てがい)派の流れを汲み、鎌倉時代に美濃国へ移住した後、新刀後期まで本国美濃や隣国の尾張で活躍し続けた刀工一門。その名前がめでたい事からご祝儀や献上品として武家社会で重宝されたと言われます。

新刀期における寿命は、慶長頃の丹後守寿命を初代とし四代・五代と続くが、付属の鑑定書では新刀とだけ極められている。本作品、杢目に鍛えられた地鉄に美濃伝特有の美しい三本杉刃文が焼かれ、程良く反り、実に格式高い仕上り。

また拵えは、状態抜群の生ぶ拵えが付属しており、この作品が代々武家にて大切にされていた事を伺わせます。この拵えの一番の魅力はやはり青貝微塵塗(みじんぬり)鞘で、青貝は本州・四国等に分布する巻貝の一種であり、この殻の内側が青味を帯びた虹色の光沢を持つ為、古来より装飾品や鞘の塗りにも使用されています。光の当たる角度により度々別の色に見えることがこの塗りの面白さと言われます。

次に鞘周りの金具は、細かい毛彫りで唐草模様が描かれており青貝の鞘塗りにとても合った実に渋い装飾、銘文は「文化十二(年)二月日」「白龍子當政」。鍔は赤銅地に金色絵で千鳥が描かれた可愛らしい図、最後に目貫は桔梗図であり先程の鍔と併せて優しい雰囲気の拵えに仕上がっています。*小柄は欠損していますが、その状態にて鑑定書は発行されておりますのでご安心下さい(下記の鑑定書内容参照)。

刀身・拵え共に実に深い味わいのあるこの作品。ご自宅やオフィスのインテリアとしていかがですか。白鞘、拵え、特別保存刀装具鑑定書、保存刀剣鑑定書付。


*以下は刀装具鑑定書の内容です。

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一、青貝微塵塗鞘脇差拵

総金具:唐草文毛彫四分一 銘:文化十二(年)二月日 白龍子當政
目貫:桔梗図 容彫 赤銅
小柄:欠
鍔:波に千鳥図 赤銅 鋤彫 金色絵 撫角形 無銘 両櫃孔